根治の基本知識2 抜髄と感根処(中編)

根治の基本知識2 抜髄と感根処(中編)

抜髄と感根処の違いを分かるためには
歯髄炎歯根膜炎の違いを分からないといけません。

歯髄炎(pulプル)には
急性単純性歯髄炎
急性化膿性歯髄炎
慢性潰瘍性歯髄炎
慢性増殖性歯髄炎
慢性壊疽性歯髄炎
  ・
  ・

歯根膜炎(perペル)には
急性単純性歯根膜炎
急性化膿性歯根膜炎
慢性化膿性歯根膜炎
歯根嚢胞
  ・
  ・
などと細かく分かれますが
それは今回の歯科医療事務さんのための基本知識
からは大きく外れますので大幅に簡略化して書きたいと思います。

注)
大幅に簡略化して書くことで
歯科医師などの専門家から見ると「少し違う」などの表現が
どうやっても出てきてしまいます。
多めに見て、大人気ないコメントなどはご遠慮ください。



歯髄炎とは

晴れ歯の内部にある歯髄(歯の神経)に炎症が起きる症状です。
晴れ歯髄炎の原因は細菌によるものではなく、神経そのものが炎症を引き起こしています。
晴れズキズキとした激痛が走り、特に温かいものが辛いです。
晴れ麻酔をしないで治療は現実的には無理です。
晴れある日痛みを感じなくなる場合があります。

この痛みが感じなくなる原因は、治ったなどではなく歯髄が完全に壊死したためです。
そのままにしておくと歯根膜炎へと進行します。


歯根膜炎とは

晴れ歯髄炎がさらにひどくなったもので、
  細菌などが根の先から周りにまで広がったものです。
晴れ歯の浮いた感じや食べ物を噛むと痛む、といった症状があらわれます。
晴れ冷たいものや温かいものはしみません(神経が生きていないから)
晴れ見た感じでは歯根付近の歯肉が赤く腫れ、触ると痛みを覚えます。
晴れ歯髄炎のように自覚症状がない場合もありますが、
  どんどん放置しておくと炎症がひどくなり、膿も出る可能性があります。


私自身がここまで簡略化してよいのか悩むところですが
更にまとめていきます。

かわいい神経が生きているのが歯髄炎。生きていないのが(失活)歯根膜炎
かわいい当然、麻酔が必要なのが歯髄炎。必ずしも必要でないのが歯根膜炎
かわいい当然、冷温痛があるのが歯髄炎。ないのが歯根膜炎
かわいい歯肉が腫れたり膿が出ているのが歯根膜炎。ないのが歯髄炎
かわいい当然、顔が腫れたりしているのは歯根膜炎の進んだ状態。

こんなところでしょうか。
また、しっかり更に細かく勉強したい
という意欲のある歯科医療事務さんは
「デンタルアシスタントマニュアル」「実務版 歯科アシスタント」MY BOOKで勉強しましょう。

絵がしっかり描かれているので
見ながら私の文を読むと一層良いかも知れませんね。



posted by ドクター at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科医療事務の診療介助 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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